10時起床。23日取材分の画像データをCDRに焼く。
13時20分外出。15時新宿御苑。ギャラリーレンタル料を銀行振込しようとしたら、一度に出し入れ金額は10万円までということになったらしく、手数料分が出てしまうので、二回に渡って振込みしようとしたが、その都度振込手数料がかかってしまうことがわかって、ギャラリーに現金で支払うことをお願いした。セキュリティの問題に対応しているのは理解できるが、なんだか変。
富久町のデニーズで、主夫業で編集者休業中のF.H氏と久々合流。ランチおごってくれた。ありがとうございますm(__)m
ロータスルートギャラリーへ。展覧会10日目。
しばらくして、映像師匠のMさんがご来場。しばらくしてSdJ編集長の樫間氏ご来場。Mさんと三人で、ある雑誌用の対談。ストリップ劇場の音楽について等。
夕方、舞踏家の山本瑠衣君、同じく舞踏家の工藤丈輝氏がご来場。工藤氏とは昨年末以来。19時をまわる頃、ギャラリーに電話が!短大時代の友人U.M(女性)が近くまで来て道に迷ってるとのこと。道順を説明してお待ちする。さっくり見てもらって19時25分終了、新宿まで、瑠衣君、途中からご来場の後輩写真家K.F氏の4人と歩く。短大時代の友人と昔話し。友人いわく「谷口君は、よくやってきたよねー、まさかこんなになるとはねー」て。ぼくの10代を知っている貴重な人の弁。続いて「もし写真を辞めることがあったとしたら、たぶん全く違う仕事をするだろうねー」と。うんうん。駅で解散。後輩写真家と帰途につく。
1月27日(土)晴れ
春のような陽気。
展覧会11日目。今日は会場に行くことができず。午後、横浜・県立青少年センターホールで行われる舞踏家大野一雄ガラ公演『百花繚乱』に向かう。しかし担当の方に撮影は難しいと言われる。今回はたくさんの踊り手が参加しているため、代表撮影のみだと言う。断腸の思いで承諾。優先順位まちがえたかなぁ。生きるヒント。19時本番Start。オムニバスに踊り手が出てくる。吉村ゆきぞのさん、和栗由紀夫さん、上杉満代さん、武内靖彦さん、金梅子さん、麿赤児さん、三上賀代さん、石井満隆さん、田中民(サンズイに民)さん、金満里さん、そして大野慶人さんと車椅子に乗った大野一雄先生。下手端で撮影をしないで大野先生を見つめた。出演者に囲まれている一雄先生。一瞬何か言葉を発したような。。。なんだか寂しくなってしまう。流れる時間にどうすることもできない自分。
21時20分終了。ロビーでは、顔がわかる舞踏家さんが何人も見えられていた。
何故かその雰囲気に入ることができなかった。ぼくは一人、盛況な会場を早目に後にしようと外に出た。建物の横に回り込む感じで歩き進むと関係者入口に介護タクシーが停まっているのが見えた。一雄先生が帰られるのだ。肩にずしりと食い込む重さの、使わなかったカメラバックを道端に置いて、ぼくは吸い込まれるように一雄先生に近づいて行った。ぼくなりの「さよなら」をしたい。たくさんの場所で、たくさんの人達の中で「さよなら」をするのは寂しい。一雄さんの今が、舞踏家や何かを発する表現者や芸術家や、人間として人生を謳歌しているあらゆる名もなき人々の最終到達点だとしたら、ぼくは複雑な思いがする。何が良いとか悪いとか、そんな即物的なことではなく、流れる時間はどうしようもないということの虚しさ。止められない時間。イキザマを見せてくれた人、大野一雄先生。ぼくは自分の表現者としてのお祖父ちゃんと思っている。まだまだ長生きしていてほしい。そうして、またお会い出来たら、昔のように「あぁどうも谷口さん」て、はっきりとした声でぼくに
笑顔を見せてくれる日もあるのではないかと真剣に思ったりしている。「人間は死んでからですよ、生きているものが死者を育てる」
一雄先生のある日の言葉だ。
介護をされている方以外は、誰も見送ることのない時間を、ぼくは頂戴した。一雄先生との僅かな時間、大切な時間。きっとまた会える、会えますよね。「さようなら」また会う日まで。
一雄先生が乗られた介護タクシーを見送り、一路帰宅。晩飯食す。深夜就寝。
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